HTC VIVEやOculusなどのHMDが現在位置をトラッキングする為にHMDとは別のセンサー機器を必要とする「アウトサイドイン形式」であるのに対し、
Windows MRは外部センサーを必要としない「インサイドアウト形式」なのが特徴です。
この形式では内臓されているカメラのみ(つまり他の外部機器を必要とせずに)で現実世界での座標情報をリアルタイム検知出来るメリットがあります。
メーカー
Windows MRは、スマホやパソコンのようにSamsung、Lenovo、ASUS、富士通、Dell、HP、Acerなど各社から発売されていますが基本的に一緒の仕様となっています。
(※例外としてSamsungの機種のみ有機EL液晶を採用するなど、頭ひとつ飛び出た性能となっています)
HTC VIVE・Oculus riftとの違い
比較的PCのスペックを必要としない
HTC VIVEやOculus riftが、いわゆる「VR用パソコン」と呼ばれる高性能パソコンを必要とするのに対し、
Windows MRはそこまでの高性能PCで無くとも動作します。
※Microsoftによると、2017年に発売されたPCのうち4割程度の機種で動作可能とのこと。 スペック詳細はこちら
トラッキング方式
上述の通り、HTC VIVEやOculus riftが「アウトサイドイン方式」なのに対し、
Windows MRは「インサイドアウト方式」です。
液晶がLED
HTC VIVEやOculus riftなどのハイエンドHMDが美麗な有機ELディスプレイを採用しているのに対し、
Windows MRは大半がLEDを採用しています。
(サムスンの機種は有機EL)
VIVEやOculusなどのHMDが現在位置をトラッキングする為にHMDとは別のセンサー機器を必要とする「アウトサイドイン形式」であるのに対し、
Windows Mixed Realityは外部センサーを必要としない「インサイドアウト形式」なのが特徴です。
この形式では内臓されているカメラのみ(つまり他の外部機器を必要とせずに)で現実世界での座標情報をリアルタイム検知出来るメリットがあります。