VRの最大の特徴は、仮想現実ながらも自ら体験できることです。

従来、TV/インターネット/雑誌などにおけるマーケティングは、視覚・聴覚に対して訴求するものでした。
しかしVRを用いたマーケティングでは体験を与えることができます。

これがマーケティングにどう影響するのでしょうか?

視覚ではなく体験に訴えるマーケティング

以下はラーニングピラミッドと呼ばれる、記憶への定着率を表す図です。
ラーニングピラミッド

視聴覚への訴求が20%なのに対し、体験で得た記憶の定着率は75%までUPします。

いま注目されているVRマーケティングとは、どのようなものでしょうか?

目次

活用事例

ひとくちにVRマーケティングとはいえ、様々なコンテンツやデバイスが存在します。
ここでは、そんなコンテンツ例を幅広く紹介していきます。

ARアプリ

家具量販店のIKEAは、ARでお部屋に家具をお試し配置できるスマホアプリ「IKEA Place」を公開しています。
ARなら正確なサイズの家具を部屋にお試し配置できるため、購入後の生活感を具体的にイメージ出来るようになります。

仮想ながらも実際に配置してみるという体験を通して、
EC・実店舗ともに顧客の購買意欲を刺激するとともに、
こういったサービスの提供そのものが競合との差別化となっている画期的な事例です。

360度動画

360度動画はYouTubeで公開できるお手軽なVRマーケティング手法のひとつです。

パナソニックは360度動画を用いて、
同社の洗濯機の機能である「泡洗浄」テーマにしたPerfumeとのコラボMV(ミュージックビデオ)をYouTubeで公開しました。
洗濯機の中をイメージした360度動画ということで話題になり、多数メディアに取り上げられた事例です。

360度動画については、こちらのページにて詳細解説しています。

バーチャルツアー(360度画像)

Googleストリートビューでお馴染みの360度画像もお手軽な公開方法です。

RICOH THETAなどの360度カメラの普及でお手軽に撮影出来るようになった360度画像ですが、
それを単体で公開するよりも、画像を何枚もつなぎ合わせて公開するバーチャルツアーというコンテンツは、より訴求力がUPします。

以下は、沖縄の観光スポットをバーチャルツアーで紹介するコンテンツ例です。

バーチャルツアーについては、こちらのページにて詳細解説しています。



ハイエンドVR (Oculus Rift)

サッカーJリーグの大宮アルディージャは、Oculus Riftを用いて「ゴールキーパー体験」ができるゲームコンテンツを公開しました。

VRゴーグルをつけて周囲を見渡すと、そこはスタジアムのゴール前。
シュートをキャッチするとグローブが振動し、実際にゴールキーパーが感じるような体験が得られるといいます。

いつも応援している客席スタンドを選手の目線で見渡したり、プレーを体験することで、
よりサポーターとのエンゲージメントを築きあげた事例といえます。
oomiya-vr

VR空間内への広告配信サービス

このような体験中のVR空間に対して、いかに広告を配信するか?といったアドテクも広がりを見せつつあります。

VRize

株式会社VRizeは、WEBブラウザ上で3DCGの広告素材を配信できるプラットホーム3D ADを公開しました。

ゲームはブランド商品のPRなど、様々な用途での3DCG広告配信が期待されます。

Immersv

「Immersv」
はVRデバイスに向けたリワード広告配信プラットフォームです。
YouTubeの再生前に挿入される広告動画をVRデバイス向けに最適化したもので、
対応するVRデバイスは、Gear VR(Samsung)、Cardboard(Google)、スマホのブラウザ/アプリなど。

VR体験の数値化による効果測定

Drop

株式会社オプトは、VRプロモーション向けプラットフォーム
「drop:VR360°動画」「drop:AR」を発表しました。

これらはVR/ARの制作・配信だけでなく、ユーザーのVR/AR内での行動を可視化し、
マーケティングデータとして活用していくことが可能で、
インターネット上の外部データと統合することで、セグメントに合わせた広告配信やリテンション施策が行えるプラットフォームです。

VR ON AIR TEST

株式会社AOI Pro.は、VR体験中の生体反応データを集積・解析出来るシステム「VR ON AIR TEST」のプロトタイプを発表しました。

VR体験中の脳波・視線・心拍数などをリアルタイムで集積し、体験者の反応や評価を得ることできるサービスです。
上記データは「VR Insight Cloud」というクラウド上で管理され、マーケティングデータとしての活用に期待が集まっています。
VR Insight

VRマーケティングの外注で気をつけるポイント

VRと一口に言っても、実際の制作物は360度動画/アプリ/ゲームなど様々。
畑違いの制作会社に相談してしまわないよう、目的の制作物に見合ったビジネスパートナーを探す必要があります。

目的の制作物からビジネスパートナーを探すにはこちらのページをご活用ください。

まだ検討段階で、まずは「ふわっとした相談から乗って欲しい」という場合は
VRビジネスの依頼・相談窓口へお気軽にご相談ください。