急成長の「VR教育」市場

VRを使った教育や訓練が注目を浴びており、
調査機関の調べによると2021年には、2018年比で9倍の17億ドル市場に成長すると予測されています。

なぜ教育の分野で「VR」が期待されているのでしょうか?
vr-education

目次

VRを導入するメリット

VRは仮想現実であるため、以下のような様々なメリットが期待されています。

  • 生死に関わる訓練もVRなら安全
  • 物理的に非現実な訓練もVRなら体験可能
  • 1つの教材で、大人数が体験を反復訓練できる「eラーニング」の性質を持つため予算削減が期待できる

それでは実際に上記メリットが活かされた、VR導入事例を見て行きましょう。

導入事例

安全体感VRトレーニング

株式会社積木製作は、「建設現場での仮設足場からの墜落」などの未然防止を目的とした訓練VR「安全体感VRトレーニング」を制作しました。

現実では体感することが難しい「墜落、落下、挟まれ、火傷等の体験」をVRで実現。
この訓練により労働災害の防止が期待されます。

ARで教室内に飛行機が出現

日本航空(JAL)は、HoloLensを利用した整備士の教育・訓練の検証を行っています。

現実的には、教室の中に飛行機のコックピットを持ち込むことが出来ないため、
従来の訓練プログラムは紙のコックピット模型で行なっていました。

HoloLensを使えば、実物大のリアルなコックピットをARで再現することができます。

塚田農場の「VR研修」

地鶏を売りにした居酒屋チェーンの「塚田農場」では、VRでのアルバイト研修を始めています。

同社では、「地鶏がどのように育てられ、食加工されるかを知ることが従業員の質の向上につながる」と考えており、
社員は宮崎の養鶏場を実際に訪れて研修する制度が設けられています。
しかし4500名を超えるアルバイト全員を宮崎県に派遣するのは、経費負担が大きくなってしまいます。

そこでVRを活用し、養鶏・加工等のプロセスを仮想体験できるVRコンテンツを制作しました。
このようなVRコンテンツは1度制作してしまえば、大人数で繰り返し何度も使用できるため、経費削減効果が期待出来ます。
VR研修

学習効果の高いVR教育

VRの最大の特徴は、仮想現実ながらも自ら体験できることです。

以下はラーニングピラミッドと呼ばれる、学習の定着率を表す図です。
ラーニングピラミッド

動画教材など視聴覚で学習した場合の記憶定着率が20%なのに対し、体験で得た記憶の定着率は75%までUPします。

VRは効果の面でも、教育・研修に向いていると言えます。

この分野の注目企業

※あくまで一般リサーチによるご紹介ですので発注トラブル等におきましては当サイトを除く当事者間で解消願います。

株式会社クリーク・アンド・リバー社

所在地: 東京・大阪
ホームページ: https://www.vr-creek.com/company/
CREEK&RIVER
東証一部上場。自社スタジオ所属のクリエイター350名によるVRコンテンツ制作体制。

積木製作

所在地: 東京
ホームページ: http://tsumikiseisaku.com/

建築系のCG制作、VRコンテンツ制作の2本柱で事業を展開している注目の企業。
上記の活用事例でご紹介した「安全体感VRトレーニング」の開発実績。

株式会社ナノ・メディア

所在地: 東京・福岡
ホームページ: http://vr.nanomedia.jp/

危険体験VRの開発実績や、各種VR見本市への出店。