立体的な3D映像が空中に浮かんで見える「ホログラム」

それはSF映画の世界ではなく、現実に広まりつつあります。
次の動画は、伝説のロックアーティストであるhideの「死後」に「ホログラム」映像で開催されたコンサートの様子です。
まるで今もそこに居るかのような臨場感が伝わって来ます。

今回は、そんなホログラムについての種類や活用事例・注目企業などを紹介していきます。

ホログラムの種類

一般的には「空中に浮かんでいる立体映像」のことを「ホログラム」と呼びます。
しかし本来の意味でのホログラムとは「ホログラフィー」と呼ばれる技術で再現される立体映像を指します。

[言葉の意味]
ホログラフィー: 立体映像の記録および再現技術
ホログラム: ホログラフィーで再現された映像

ホログラフィーとは

ホログラフィーとは、光の性質を利用した、立体映像の記録および再現技術です。
まず、光の干渉性質を利用して「干渉縞」という模様を記録します。

[干渉縞イメージ]
Interference-fringes

この「干渉縞」に特定条件の光をあてることで立体映像が再現される、つまりホログラムが浮き上がる技術です。
そんな「本来の意味でのホログラム」ですがまだ技術的な課題などがあり、
実用化は数十年先と言われています。

そこで最近、実用化され始めているのが「擬似ホログラム」です。

擬似ホログラム

擬似ホログラムとはフォログラフィー技術を使わない立体映像です。

実はマイクロソフトのHolorensや、冒頭に紹介したhideのホログラフィックコンサートも、
こうした擬似ホログラム技術が使われています。

ひとつ誤解を招かないように補足しますと、
擬似ホログラムだから良い/悪いとか、それは偽物だ!といった類の議論は、ここでは取り扱いません

学術的にそういう論争はあるかもしれませんが、
この記事はあくまでxR関連技術のビジネス活用をテーマにしている記事ですので、
以降は、あえて本来のホログラムも、擬似ホログラムも、ひっくるめて「ホログラム」と呼ぶことにします。

ホログラムの活用事例

コンサート

DMM VR THEATER

DMM VR THEATERは、世界初の「ホログラフィック劇場」です。

冒頭に紹介したhideのホログラフィックコンサートも、この劇場で行われました。
※現在、このhide公演は終了しております。

Klive

ホログラフィックコンサートの事例をもう一つ。

こちらは韓国のKlive(ケーライブ)というホログラム公演劇場で、
日本でも人気のある「BIGBANG(ビックバン)」や「2PM(ツーピーエム)」といったアーティストのホログラム公演を数時間おきに上映しており、
海外客も押し寄せる人気の観光スポットとなっています。

観光・エンターテイメント・インバウンド集客と、テーマ性があり非常に興味を惹かれる活用事例です。

ホログラム広告

ホログラムは人の目を引き付けるため、ショーウィンドウや展示会、会社エントランスのインテリアなどに適しています。

2013年には新宿伊勢丹の屋外広告として、PerfumeとTIFFANYがコラボレーションしたホログラム広告が展示されました。


遠隔地での講演・対談

サッカーの試合前に、それぞれの選手や監督の意気込みをインタビューすることは良くありますが、
それがホログラムで放送された事例もあります。

次の動画の2:20秒あたりから、すごく面白い演出が始まります。
会場に居ないはずの監督がホログラムで出現し、司会者と対談しています。

将来的にインフラが整えば、TV電話やTV会議は全てこういったホログラムを使ったものに置き換わるかもしれません。

この分野の注目企業

※あくまで一般リサーチによるご紹介ですので発注トラブル等におきましては当サイトを除く当事者間で解消願います。

ガオカンパニー

所在地: 東京都
ホームページ: https://www.gao-company.com
ホログラムSAMPLEページ: https://www.gao-company.com/works_case/holo201701/index.php
gao-logo
ホログラムディスプレイを使用したコンテンツを企画から3DCGムービー制作までワンストップで提供。
東京ビッグサイトで開催された「コンテンツ東京2018」にて、ホログラムコンテンツの出店実績。