インサイドアウト(VRトラッキング方式)

Windows Mixed Reality

インサイドアウトとは?

センサーを用いてVRプレイヤーの現実世界の位置情報を取得し、VR空間内に反映させる技術のことをトラッキングと言います。

インサイドアウトとは、外部機器を必要とせずにヘッドマウントディスプレイのみでポジショントラッキングを行う方式のことをいいます。

インサイドアウトの具体例

インサイドアウト方式を採用したその代表格となるヘッドマウントディスプレイwindows MRです。
windowsMRでは、内蔵されているカメラを使ってトラッキングを可能にしています。

Windows Mixed Reality(Windows MR)

対義語

インサイドアウトの対義語はアウトサイドインです。
アウトサイドイン方式では、ヘッドマウントディスプレイの他の外部機器を利用してトラッキングを行います。

アウトサイドイン(VRトラッキング方式)

その他のトラッキング

トラッキングの意味と種類については、こちらの記事もご参照ください。

トラッキング

アウトサイドイン(VRトラッキング方式)

PlayStation Camera

アウトサイドインとは?

センサーを用いてVRプレイヤーの現実世界の位置情報を取得し、VR空間内に反映させる技術のことをトラッキングと言います。

アウトサイドインとは、頭に装着するヘッドマウントディスプレイとは別の機器を用いてポジショントラッキングする方式のことを言います。

アウトサイドインの具体例

Playstation VRでは、
プレイヤーの前方に以下のカメラのようなセンサー機器を設置し、このセンサーがプレイヤーのヘッドマウントディスプレイの位置を計測することでポジショントラッキングを実現しています。
PlayStation Camera

PS-VR-erea

アウトサイドイン方式を採用したその他の機器

HTC VIVE (Pro)

Oculus Rift(オキュラスリフト)

など

対義語

アウトサイドインの対義語はインサイドアウトです。
外部機器を必要とするアウトサイドインに対して、インサイドアウト方式ではヘッドマウントディスプレイ単独でトラッキングを行うことが出来ます。

インサイドアウト(VRトラッキング方式)

その他のトラッキング

トラッキングの意味と種類については、こちらの記事もご参照ください。

トラッキング

トラッキング

PS-VR-erea

トラッキングとは、センサーを用いてVRプレイヤーの現実世界の位置情報を取得し、
VR空間内に反映させる技術のことを言います。

3種類のトラッキング対象

トラッキングでは、現実世界で動き回る対象物の位置を追いかけます。
その対象物、つまり何を追いかけるかにより3種類に分類されます。

ヘッドトラッキング

ハコスコ

VR用のヘッドマウントディスプレイを装着すると、
頭の動きに合わせて周囲を360度見回すことが出来るようになります。

このように、頭の上下左右の向きをトラッキング(測定)することをヘッドトラッキングと言います。

ポジショントラッキング

HTC-VIVE

さて、ヘッドトラッキングで周囲を360度見ることが出来るようになりました。
では、その状態で部屋の中を歩き回るとどうなるでしょうか?

実はヘッドトラッキングの機能では「頭の向き」を測定することしか出来ないため、
現実世界でプレイヤーが歩き回っても、VR空間内には反映されず、そのまま突っ立ったままとなります。

そこで、外部センサー機器を利用するなどしてプレイヤーの立ち位置を測定し、VR空間内に反映させます。
これにより、現実世界で歩き回れば、VR空間内でも歩き回れるようになります。

これを、ポジショントラッキングと言います。

アイトラッキング

現実世界で頭を一切動かさずに、目だけをキョロキョロと動かすと景色が変わりますよね。

ここまでの説明ですでに、ヘッドトラッキングで周囲を360度見ることが出来るようになりましたが、
あれは頭の動きをトラッキングしているものであり、視線の動きまではトラッキング出来ていません。

つまり、キョロキョロと目を動かしてもVR空間の景色は変わらないということです。

それを実現するのが、アイトラッキングです。

これにより、視線に追従するVRが体験できるため、よりリアルなVR体験が可能となり没入度が増します。

2つのトラッキング方式

ここまでで、測定対象により3種類のトラッキングがあることを説明してきました。
ここからは、2種類の測定方式をご紹介します。

アウトサイドイン方式

頭に装着するヘッドマウントディスプレイとは別の機器を用いてポジショントラッキングする方式をアウトサイドイン方式と言います。

具体例として、Playstation VRでは、
プレイヤーの前方に以下のカメラのようなセンサー機器を設置し、このセンサーがプレイヤーのヘッドマウントディスプレイの位置を計測することでポジショントラッキングを実現しています。
PlayStation Camera

PS-VR-erea

インサイドアウト方式

アウトサイドイン方式では外部機器を使わないとトラッキングが出来ませんでしたが、
外部機器を必要とせずにヘッドマウントディスプレイのみでポジショントラッキングを行う方式を、インサイドアウト方式と呼びます。

その代表格となるHMDがwindows MRです。
windowsMRでは、内蔵されているカメラを使ってトラッキングを可能にしています。

3Dモデリング

ワイアーフレーム3Dモデル

3Dモデリングとは?

3Dモデルを作成することを3Dモデリングと言います。
3Dモデルとは以下に紹介するようなデータです。

3Dモデルの種類

ポリゴン

三角形や四角形などの多角形を、大量につなぎ合わせて作る3Dのモデル(物体)を、ポリゴンモデルと言います。
1粒の多角形を1ポリゴンといい、「このモデルは5万ポリゴンで作っている」などのように言います。

VR、ゲーム、映像などの分野で最もポピュラーに使われているモデリング手法です。

ワイヤーフレーム

線と頂点だけで表現する3Dモデルをワイヤーフレームと言います。
面情報(表や裏)は持っておらず線の情報のみなので、処理が高速です。

設計の初期段階で基本の骨組みを検討する際などに利用されます。

サーフェイス

ワイヤーフレームに面情報を加えた3Dモデルをサーフェスと言います。
内部は空洞です。

ソリッド

3Dモデルの種類
[引用元]

体積や質量など、内部の情報まで詰められた3Dモデルをソリッドと言います。

重量・重心・体積などの幾何情報を用いた物性シミュレーションが可能で、
工業部品の設計において、3Dモデル同士を組み立てた場合の干渉チェックなどに使用されます。

粘土細工のように中身が詰まっておりデータ量は多くなるためレンダリングには向きません。

VR・AR・MR・SRの違いとは?【わかりやすく徹底解説】

HTC-VIVE

VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・MR(複合現実)・SR(代替現実)とは?
それぞれの意味や違いついて、初心者にもわかりやすく徹底解説します。

VR(ブイアール)とは

VR(Virtual Reality/仮想現実)とは、
CG映画やゲームのように、実際には存在しない世界を体験することです。

以下の動画のように、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と呼ばれるVR用のゴーグルを装着して仮想現実の世界へ没入します。
(手に持っているものはVR用のコントローラーです)

CGとの違い

没入体験

スターウォーズのようなCG映画を想像してみてください。
従来のCGは3D技術で制作されますが、最終的には映画館のスクリーン(つまり平面2D)に描写されます。

VRでは、HMD(VRゴーグル)を着用することで3D CGの世界に入り込み、周囲を360度見渡すことが出来ます。
この独特な体感を、VR界隈では没入と呼びます。
PS VR

行動を起こすことが出来る

VRでは、仮想現実世界の中で行動を起こすことが出来ます。

VRゴーグルを装着して「歩く」「しゃがむ」といった動作を行うと、VR空間の中でも同様に景色が変化します。
(これをルームトラッキング機能といいます)

また、手に持つタイプの専用コントローラーを使えば、
VR空間の中で「掴む」「投げる」といった動作を行うことも出来ます。

360度画像/動画

360度画像360度動画も同様にHMDを着用して没入体験が出来るコンテンツで、これらも総称してVRと呼ばれていますが、
ルームトラッキング機能やコントローラーが無かったりと性質が異なる反面、
費用的に手が届きやすくマーケティング等に活用しやすい、などの特徴があります。

AR(エーアール)とは

ポケモンGO
AR(Augmented Reality/拡張現実)とは、スマートフォンのカメラなどを通して見ている現実に、CGなどの情報を重ねることで現実を拡張します。

わかりやすい例として、大ヒットしたスマホゲーム「ポケモンGO」が挙げられます。
「スマホさえあればARが体験できてしまう」という意味では一番身近なxR技術と言えるでしょう。

アンドロイド、iOSともにAR対応したのは2017年頃ですので今はまだインフラがようやく整った黎明期市場。
今後ARを活用したアプリの普及は爆発的に増えて行くと言われています。

VRとARの違い

VRが仮想現実の世界、つまり空を飛んだりタイムスリップをしたり何でもあり!の世界なのに対し、
ARはあくまで現実をベースとしており、そこにデジタルの情報を付け加えるという特徴があります。

ARに関しては別記事で解説していますので、そちらをご参照ください。

MR(エムアール)とは

MR(Mixed Reality/複合現実)とは、VRと現実の融合概念です。

以下はMicrosoftが提唱している「MR(複合現実)」の動画です。
英語ですが動画を見ているだけでも、その世界観が理解できると思います。

この動画では、実際にはそこに存在しない3D情報をホログラフィーを使って現実世界に投映し、
現実と3D情報をミックスしています。

もちろん、そこにホログラムで見えている3D情報は現実には存在しません。
ということは、その体験はVRと現実の融合と言い換えることができます。

ARとの違い

これだけではARと変わりないのでは?・・と思われるかもしれませんが、
まずMRでは、その物体(デジタルデータ)を操作出来るという点で決定的に異なります。

物体(デジタルデータ)を呼び出し、回転させて違う角度から見たり、変更を加えたり、人に共有したり・・
そう、私たちが普段パソコンでやっているようなデジタル処理そのものですね。(2Dか3Dかの違いはありますが)

MRがもたらすもの

hololens
マイクロソフトは今後、MRがそういったデジタル処理を行うプラットフォームになり得ると考えているようです。
これまではパソコンの画面上で表現されていた2Dの情報は、3Dホログラフィーとして現実世界に飛び出してくるようになります。

パソコンが登場した当初、人々はその2D情報が何をもたらすのか気づくのに時間を要しましたが、
今ではパソコンがなければ仕事が出来ないほど生活に浸透しました。

まさに今、それが3Dとなって新たなパラダイムシフトを生み出そうとしています。

またMRは、なにもホログラフィーだけとは限りません。
一例としてMicrosoftから発売されているWindows MRHololensとは異なり、完全に密閉型のHMDです。
Windows Mixed Reality

今このゴーグルをかけて、VR内のバーチャルオフィス(会社)に座っているとしましょう。
そのままでは普通のVRですが、VR内で送信したメールが現実世界の受信ボックスに届いたら、
それは仮想と現実が混在している、つまりMRだということになります。

MRは特定の技術を定義したものではなく、VRと現実の融合概念なのです。

SR(エスアール)とは

SR(Substitutional Reality/代替現実)とは、現在見ている景色と過去の映像を織り交ぜて再生する技術です。

詳細は以下の動画をご覧ください。
体験者は完全没入型のHMDを着用します。このHMDの全面にはリアルタイムに現実世界を見渡すことのできるカメラが全面についており、いつも過ごしている風景となんら変わりはありません。
このHMDに過去映像をMIXして再生することで、どれが現実でどれが過去なのかの区別が付かなくなるというものです。

今後、エンターテイメントや医療分野での活用が期待されています。

xR(エックスアール)とは

xR(エックスアール)とは、VR/MR/AR/SR等を総称した呼び名です。

定義はさほど重要では無い

VR/MR/AR/SR/xR… 様々な呼び名が登場し、今もなお目まぐるしく進化を続けているxR市場。
特にMRとARの違いは区別が付きづらいかもしれません。

今後ビジネスにおいて、これらの技術の普及が進むにつれ
「え!?MR?ARを使ったプロジェクトと聞きましたが…!?」といった言葉の齟齬が多く発生してしまうものと思われます。

言葉の定義については、我々VR業界プロ同士でさえ意見が別れる場面が多々あり、
「360度動画は厳密にはVRでは無い!」といった論争もしばしば起こります。

ですが重要なのは言葉の定義では無く、話し相手との円滑なコミニュケーション。そしてxRで何を成し遂げたいのか?では無いでしょうか。

もしも「ARかMRか?」で会話が揉める機会があれば、(実際にグレーな部分もあり)おそらくその会話にゴールは無いので、
一歩引いて「xR」として話を進めれば良いでしょう。

PlayStation VR(プレステVR・PS VR)

PlayStationVR

PlayStation VRとは、ソニーから発売されているVRゲーム用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)です。

PlayStation VR公式サイト: http://www.jp.playstation.com/psvr/

必要となる周辺器具

PlayStation4

もはや説明不要の定番ゲーム機。
PlayStation VRは、PS4が無いと遊ぶことが出来ません。

PlayStation VR本体

もちろんVRゴーグル本体が必須となります。
PlayStationVR

PlayStation Camera

PlayStation Cameraは、トラッキング用の機器です。

PS VRでは、VRヘッドセットの表面にLEDライトが搭載されており、
この信号をPlayStation Cameraが捉えることにより頭部が現在どこにあるかを測定しています。

全面に2つのHDカメラと4つのマイクを搭載しおり、
カメラでの顔認識によりPS4に自動的にログインしたり、
マイクで認識する音声でゲーム起動や電源オフなどの操作も可能です。
PlayStation Camera

ある程度の部屋の広さ

PS VRをプレイするには、PlayStation Cameraから1.5から2.0メートル程の距離の確保が最適とされています。
さらに、プレイするVRゲームによっては以下の図で示すプレイエリアの確保が必要となります。
PS-VR-erea

トラッキングの課題

HTC VIVEOculus RiftなどのハイエンドVR機が360度方向のトラッキング(頭部位置の追跡)が可能なのに対し、
PS VRでは1台のPlayStation Cameraをプレイヤーの正面に置いてトラッキングを行うため、
トラッキング領域が180度に限定されるという課題を抱えています。

部屋が明るすぎる、またはプレイヤーが(180度以上の角度で)後ろを向いてしまうなどの何らかの事象により、プレイ中にトラッキングが途切れてしまう可能性があります。

年齢制限

PS VRの対象年齢は12歳以上です。
これはゲームの内容が理由ではなく子供のVR利用は、斜視になってしまうリスクがあるなどの懸念が議論されているためです。

これはPS VRに限った話ではなく、双眼式のVR全般に言えることとなります。
より詳細については、こちらの記事をご参照ください。

プラットフォーム

PlayStation StoreからVRゲームを購入・ダウンロードしてプレイすることとなります。

※非公式ドライバー(自己責任)を入れることで、SteamVRに対応出来たとの報告も。

Oculus Rift(オキュラスリフト)

Oculus-Rift

Oculus Rift(オキュラス リフト)は米フェイスブック社傘下のOculus VRから発売されている、
VR用HMD(ヘッドマウントディスプレイ)です。

Oculus-Rift
Oculus 公式ページ: https://www.oculus.com/rift

エディションの違い

Development Kit(DK1)

Oculus RiftはクラウドファンディングサイトであるKickstarterで資金を集めて開発が始まりました。
2013年当初、300$以上の出資者へ配布された初期バージョンのOculus RiftがDevelopment Kit(DK1)です。

この時点での解像度は1280×800(LED)と、当時のスマホよりも荒い画質のものでした。
Oculus-Rift(DK1)

Development Kit2(DK2)

前述のDK1にさらに改良を加えたモデルがDevelopment Kit2(DK2)です。

製品版

2016年、ついにDK1,DK2といった開発版試作機に改良を重ねた「製品版」が一般販売されました。
Oculus-Rift

各エディションのスペックの違いは以下。

DK1 DK2 製品版
解像度 1280×800
(640×800単眼)
1920×1080
(960×1080単眼)
2160×1200
(1080×1200単眼)
液晶パネル LED 有機EL 有機EL
トラッキング なし 赤外線 赤外線
リフレッシュレート 60Hz 75Hz 90Hz

以下、「製品版」について解説していきます。

使い方

Windows MRのようなHMDがPCに依存せずに動作する「スタンドアローン」機なのに対し、
Oculus RiftはPCに接続する必要があります。

また、PCもそれなりの性能(目安として、価格にして18万円前後程度のもの)を求められます。

推奨PCスペック

グラフィックカード NVIDIA GTX 1060 / AMD Radeon RX 480以上
CPU Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上
メモリ 8GB以上のRAM
ビデオ出力 HDMI 1.3互換ビデオ出力
USBポート USB 3.0ポートx3、USB 2.0ポートx1
OS Windows 7 SP1 64ビット以降

トラッキング方式

トラッキング用赤外線センサー(外部機器)で現在位置のトラッキングを行う、
「アウトサイドイン方式」を採用しています。

プラットフォーム

  • Oculus Store
  • Steam

Windows Mixed Reality(Windows MR)

Windows Mixed Reality

Windows MRとは

MicrosoftがWindows10で提供している没入型のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)です。

Windows Mixed Reality

トラッキング方式

HTC VIVEやOculusなどのHMDが現在位置をトラッキングする為にHMDとは別のセンサー機器を必要とする「アウトサイドイン形式」であるのに対し、
Windows MRは外部センサーを必要としない「インサイドアウト形式」なのが特徴です。
この形式では内臓されているカメラのみ(つまり他の外部機器を必要とせずに)で現実世界での座標情報をリアルタイム検知出来るメリットがあります。

メーカー

Windows MRは、スマホやパソコンのようにSamsung、Lenovo、ASUS、富士通、Dell、HP、Acerなど各社から発売されていますが基本的に一緒の仕様となっています。
(※例外としてSamsungの機種のみ有機EL液晶を採用するなど、頭ひとつ飛び出た性能となっています)

HTC VIVE・Oculus riftとの違い

比較的PCのスペックを必要としない

HTC VIVEやOculus riftが、いわゆる「VR用パソコン」と呼ばれる高性能パソコンを必要とするのに対し、
Windows MRはそこまでの高性能PCで無くとも動作します。
※Microsoftによると、2017年に発売されたPCのうち4割程度の機種で動作可能とのこと。
スペック詳細はこちら

トラッキング方式

上述の通り、HTC VIVEやOculus riftが「アウトサイドイン方式」なのに対し、
Windows MRは「インサイドアウト方式」です。

液晶がLED

HTC VIVEやOculus riftなどのハイエンドHMDが美麗な有機ELディスプレイを採用しているのに対し、
Windows MRは大半がLEDを採用しています。
(サムスンの機種は有機EL)

LEDよりも有機ELの方が見た目は綺麗なので、この点では劣っていることになります。

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)

HTC-VIVE

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)とは?

HMDは、頭部に装着するVR用のゴーグルです。

HMDを装着すると、VR(仮想現実)の世界を見渡すことが出来ます。
HMDにより現実世界の視界がシャットアウトされた状態となり、没入と呼ばれる特殊な感覚に陥ります。

このゴーグルをVR界隈ではHMD(ヘッドマウントディスプレイ)と呼んでいます。

HTC-VIVE

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の種類

ひとくちにHMDといっても、
金額にして1000円のものから30万円のものまで様々な種類があります。

ここでは、その大まかな分類と代表機種を紹介します。
各機種の詳細についてはリンク先のページをご参照ください。

ハイエンドHMD

HTC VIVE

HTC VIVE(エイチテーシー バイブ)は、steam(ゲーム配信プラットフォーム)を運営している米国Valve社と台湾のスマホメーカーHTC社により共同開発された
VR向けHMD(ヘッドマウントディスプレイ)です。

片目1080×1200の有機ELディスプレイを搭載しており、美麗な映像と高度な没入感を体験できる高級機種です。
HTC-VIVE

HTC VIVEの詳細はこちら

Oculus Rift

Oculus Rift(オキュラスリフト)はHMD黎明期の先駆けとなったブランドで、
HTC VIVEと並んでハイエンドVR機種の代表格を争っている人気機種です。
Oculus-Rift

Oculus Riftの詳細はこちら

Windows Mixed Reality

VIVEやOculusなどのHMDが現在位置をトラッキングする為にHMDとは別のセンサー機器を必要とする「アウトサイドイン形式」であるのに対し、
Windows Mixed Realityは外部センサーを必要としない「インサイドアウト形式」なのが特徴です。
この形式では内臓されているカメラのみ(つまり他の外部機器を必要とせずに)で現実世界での座標情報をリアルタイム検知出来るメリットがあります。
Windows Mixed Reality

Windows MRの詳細はこちら

ゲーム用HMD

PlayStation VR

プレステ4とつなげてVRゲームを遊ぶことのできるHMDです。
PlayStationVR

PlayStation VRについての詳細はこちら

MR/AR向けHMD

Microsoft Horolens

Microsoftから発売されているMR/AR用のスタンドアローン型HMDです。
視界を完全にシャットアウトせずにホログラムを投影するのが特徴で、その点で上記のVIVE等の機種とは決定的に異なります。
Hololens

Hololensの詳細はこちら

スマホVR

スマホをセットして使用するタイプのHMDです。
スマホにはジャイロセンサーと呼ばれる方向を認識するセンサーが内臓されているため、
あとは単純に頭部にスマホを固定することが出来ればお手軽にVR体験が出来るというものです。

価格が安いことも特筆すべき特徴です。

GearVR

サムスンのスマホ「ギャラクシー」をセットして使用するタイプのHMDです。
GearVR

ハコスコ

ダンボール製のお手軽HMDです。
HMDを一般配布するVRマーケティング活動などに向いています。
ハコスコ

その他スマホVR

ハコスコのようなスマホをセットするだけのHMDは、
ハコスコ以外にも数多く発売されています。

機種の選び方

目的

steamで配信されているアプリやゲームを楽しむならハイエンドVR機、
Webブラウザスマホアプリで配信されている360度動画を楽しむ程度であればスマホVR、といった具合に
目的に応じて必然的にどのタイプのHMDが良いかが決まってきます。

メガネをつけたまま装着出来るか

普段メガネをされている方はご注意。
Oculus riftのような高級機でさえ意外とコレが難しかったりするので、
必ず実際に着用してから購入することをオススメします。

通気性

特にスマホをセットするタイプのHMDは熱を持ちやすいので、
スマホを守るためにも放熱性の良いデザインのものが良いでしょう。

価格

安いものでは1000円程度、高いものだと30万円ほどします。
お財布と相談しながら選びましょう。

年齢制限

一般的にHMDは13歳未満の利用は制限されています。

斜視リスク

大半のHMDは2眼(レンズが2つ)で、3D感を出すため左右違う映像が映し出されています。
これにより脳が錯覚し、実際には2D(平面)の映像を、立体的な3Dとして認識します。

幼少期は、眼のピントを合わせる「立体視細胞」が未発達であるため、
この錯覚をもたらすHMDの使用により斜視になってしまうリスクがあると言われています。
斜視

幼児向けVR

2眼ではなく、単眼(つまりただのスマホをみているのと一緒の1面レンズの状態)で、
頭に装着可能なもの(もちろん、それに追従して景色が変わる必要もあり)という条件を満たしていれば、
理論的には幼児向けにもリスクが減ることになると考えられています。

グリー株式会社は子ども向けVRゲームとして、この単眼式HMDを採用し、
全国のイオンのゲームコーナーにおいて、アミューズメントゲームの提供を行っています。

Microsoft Hololens(MR/ARグラス)

Hololens

Hololens(ホロレンズ)とは?

Hololens(ホロレンズ)とは、Microsoftから発売されているAR・MR用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)です。

Microsoft公式ホームページ:https://www.microsoft.com/ja-jp/hololens

hololens

特徴

PCと接続して利用するHTC VIVEなどのHMD(ヘッドマウントディスプレイ)とは異なり、
Hololensは本体にCPUやGPUが内臓されており、スタンドアローン(単体で動作する)マシンです。

またWindows OSで動作しており、アプリ開発が出来ることなどが特徴です。

操作方法

音声・視線移動・(指パッチンするなどの独自の)ジェスチャーで操作を行います。

活用事例

ARで教室内に飛行機が出現

日本航空(JAL)は、HoloLensを利用した整備士の教育・訓練の検証を行っています。

現実的には、教室の中に飛行機のコックピットを持ち込むことが出来ないため、
従来の訓練プログラムは紙のコックピット模型で行なっていました。

HoloLensを使えば、実物大のリアルなコックピットをARで再現することができます。

注目のMR企業

※あくまで一般リサーチによるご紹介ですので発注トラブル等におきましては当サイトを除く当事者間で解消願います。

株式会社ホロラボ

ホームページ: http://hololab.co.jp/
所在地: 東京

MR/VR/ARの調査、研究、開発を行うスタートアップ。
メンバー全員がHololensを着用した集合写真は圧巻。